4月15日に弊社のBtoBモバイルWeb受発注システム「MOS」がバージョンアップし提供を開始いたしました。

今回は通常の受発注に関する内容から変更して「MOS」がバージョンアップしたことで何がどう変わったのかを徹底分析しお伝えします。

BtoBモバイルWeb受発注システム「MOS」とは

まず最初に弊社アクロスソリューションズが提供している「MOS」について簡単にご案内させていただきます。

MOSは2013年1月にリリースされたBtoB向けの受発注システムです。酒類卸売の企業様から受発注業務を改善したいと相談を受けたことが始まりでした。

当時はスマホやタブレットの普及もままならず中々利用していただくことができず日々改良をおこなう状態でしたが、MOSを利用していただいている発注者(取引先)からの意見に耳を傾け発注者目線に立つことで進化をし続けてきました。バージョンアップを繰り返し2016年に「MOS4」、2019年に「MOS5」をリリース。

そして2025年4月、バージョン表記を取り払いさらに進化を遂げた「MOS」の提供を開始しました。

ユーザーニーズに合わせた標準機能の強化

MOSを導入いただく際には、ユーザー様の受発注業務フローを確認した上で、
業務に適したオプション機能やカスタマイズをご提案し、最適な形でMOSをご提供してまいりました。

そうした中で培ってきたユーザーニーズをもとに、新しい「MOS」では標準機能のさらなる充実・強化を図っています。

新しく追加されたMOSの標準機能についてご紹介いたします。

受注機能(小売・卸売企業)

受注内容出力

受注者画面にて受注内容をPDFで出力・保存が可能です。ピッキングリストなどでご活用いただけます。

※PDF内の表示項目は受注CSVデータの項目と同様にとなります / ※弊社で指定したフォーマットでの作成となります / ※項目変更、フォーマット変更は別途カスタマイズとなります

締切時間

受注者画面にて締切時間を設定することで、発注者画面に締切時間を表示します。また締切時間以降の発注は翌日の発注扱いとして処理されます。

※締切時間は時間経過後の場合、納品希望日は翌日以降の選択となります。また非営業日設定も考慮されます。 / ※締切時間はMOSシステムにつき１つとなります。

納品希望日選択不可日設定

発注者(取引先)に対して選択できない納品希望日を設定することができます。 納品希望日選択不可日の登録には管理画面上から追加できる他、CSVによる追加が可能です。

受注側非営業日設定

発注者(取引先)に対して非営業日を設定することができます。非営業日を設定することで、発注者が選べる納品希望日は受注側最短営業日の翌日から10日分を選択できます。加えて、納品希望日不可日に設定されている日は選択できません。

※締切時間を過ぎたら翌日注文扱いとなります

発注機能(仕入先企業・店舗)

お届け先登録・選択

発注時にお届け先の選択がおこなえます。お届け先の登録は受注者画面で個別登録、CSVによる一括登録がおこなえます。また受注データにお届け先情報を出力します。

※１回の発注で指定できるお届け先は１箇所とします

発注内容変更機能

受注を確定するまでの間、発注した内容の変更が可能です。

価格表示

商品に価格情報を表示します。カート画面や発注履歴など、価格情報が必要な箇所に表示をおこないます。

発注者単価

発注者(得意先)毎に価格情報の出し分けをおこないます。受注者画面にて設定をおこなう事ができます。設定は個別設定、CSVファイルでの一括設定が可能です。

発注内容印刷機能

発注者画面から発注内容をPDF形式で出力することが可能です。発注確認書や納品書を出力したい際にご利用いただけます。

※PDFファイルに表示する項目は受注側のCSVマスターファイルの項目と同様になります。 / ※PDFファイルのレイアウトフォーマットは弊社指定のフォーマットでのご準備となります。 / ※出力項目の変更、レイアウトフォーマットの変更は別途カスタマイズ対応となります。

MOSのコンセプトのひとつである無駄な機能を省き、わかりやすく、使いやすいはそのままにニーズに沿った必要な機能のみを追加しています。オプション機能も新しくなっておりますので、詳しくは機能一覧をご覧ください。

シンプルで分かりやすい新しい価格体系

世の中には複数の受発注システムが展開されており、料金体系も様々です。
利用に際し発生する主な費用は初期費用、月額費用、契約内容によって変化する追加料金(ランニング)の3種類がほとんどです。

従来の受発注システム料金

利用を続けていくと必ず課題になってくるのが月額費用・ランニングコストの増加です。受注量、商品数、発注者数など、どんどん増えるデータ量に対し費用も増加します。

新バージョン「MOS」の受発注システム料金

しかし、新しい「MOS」はこの課題を解決できます。
初期費用、月額費用が発生するのは従来の受発注システムと同様ですが、MOSの新料金は受注量、商品数、発注者数などによるランニングコストの増加がありません。

※カスタマイズやご利用の規模によって月額費用を計算させていただいております。詳細はぜひお問合せください。

ユーザーから高評価のデザイン・UIをさらに進化

「発注する」、「受注する」をよりシンプルで使いやすく。
機能と同様にデザインの無駄も省き、誰でも分かりやすくカンタンに使えるようになりました。

発注画面では従来の商品一覧の標準表示、一覧表示をさらに使いやすく変更し、コンパクトなスマホでも商品を複数表示できるようUIを精査しました。

また受注画面ではデータがしっかりと確認しやすいように画面の表示を調整。
各コンテンツにもスムーズにアクセスできるようにリデザインしています。

他にも文章では書ききれない変更点が沢山あります。ぜひ無料体験デモにてお試しください。

業種・業態を問わずMOSを導入してきた受発注システムのノウハウ

受発注システム「MOS」は業種・業態を問わず様々なユーザー様へシステムを導入してきました。どんな受発注業務フローでもシステム化してきた実績とノウハウがMOSにはあります。

MOSにしかできない独自・専用のフルカスタマイズで御社の受発注業務フローをシステム化してみませんか。弊社のMOSスペシャリストとエンジニアが内容をしっかりと理解・把握しご提案させていただきます。

お問合せから導入・運用開始前後まですべてをサポートさせていただきます

MOS導入の流れは5ステップとなります。

1お問合せ・体験デモ

ウェブサイトやお電話、代理店様を経由してお気軽にお問合せください。

対応期間の目安：1～2営業日

2ヒアリング・ご提案

オンライン、ご訪問にて現状の運用フローやしくみなどをヒアリングさせていただきます。御社独自のフローやしくみもオプションやカスタマイズにてご提案させていただきます。

対応期間の目安：2週間～(構成内容により変動)

3ご契約

ご提案内容や画面イメージなど、納得いただける提案、構築内容になりましたら、御見積を提示させていただきます。御見積の費用をご確認・同意をいただきましたら契約をおこなわせていただきます。

対応期間の目安：1週間程度

4初期設定(オプション、カスタマイズ構築)

MOSを導入するためのサーバー構築やMOSパッケージの初期設定、システムの内容によってはオプションやカスタマイズの構築をおこなわせていただきます。

対応期間の目安：1カ月～(構成内容により変動)

5本番稼働開始

各種マスタなどのデータをMOSにご登録いただき、本番稼働を開始します。
導入後のサポートも対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

対応期間の目安：1～2営業日

導入までの流れは1例となります。ご要望の内容や構築内容によっては変更がございますので、ご了承ください。

新しい受発注システム「MOS」を体験してください

文章や画像で新バージョンのMOSをご案内してきましたが、やはり触ってみないとシステムの使いやすさや見た目、変更点などは伝わらないと思います。まずはお問合せいただき、無料の体験デモをご利用ください。

御社の実際の商品データや想定した発注者(取引先)情報を登録し業務フローに沿った運用が可能かお試しいただければシステム導入後のイメージが想像できるかと思います。

追加したい機能や要望はオプション機能やカスタマイズにて実現可能ですので、併せてご確認、お問合せください。